本の紹介

善の至高性

ホームページ移転のお知らせ - Yahoo!ジオシティーズ アイリス・マードック - Wikipedia アイリス・マードックは論文の中で、「神の存在がないとしても、それ以上に善は至高の存在なのだ」と書いた。 (手元に論文がないので、再度読み返してからこの件につ…

傷つくならば、それは愛ではない

拒絶されたと感じるのは、何かをもらおうとしているときだけ自分が傷つけられたとか拒絶されたと感じるのは、何か「してあげている」ふりをしながら、じつはひそかに相手から何かを「もらおう」としたいるときだけです。ちょうどクッキーの缶にこっそりのば…

愛されない理由

売れ残りの理由は、イケてない、キズあり・・・ナドナド、色々あるけれど、自分の場合最大の理由は、人間関係が上手く出来ない、「コミニケーション能力がない」ってやつですかね。本来、人中に居るとガチガチに緊張する性質。特に親しくなりたい相手の前に…

ネットショップに最も必要なもの

『どれだけ愛情がこもっているか』ではないでしょうか。・・・商品への愛情、長年使ってみた思い入れ等。スタイリスト河井真奈厳選のアイテムが、美しい写真と共に、思い入れのある品々を紹介する、その文章に、引き込まれてしまった。絶対 美人アイテム100…

聖書はとんでもお伽話?

「悔い改めが多いほど恵みも深い。悔い改めがなければ、恵みもない」 フィリップ・ヤンシー著 『 この驚くべき恵み 』自分の恥多い人生をお見通しの人がいたら、いたたまれない。そんな自分でも、いかされていることに感謝しなくてはね。この驚くべき恵み作…

広告の役割

AC公共広告機構(公共マナー部門 新聞、雑誌広告)全国キャンペーン デザインと撮影by上田賢次 新版 世界の公共広告 (コマーシャル・フォト・シリーズ)作者: 金子秀之出版社/メーカー: 玄光社発売日: 2013/04/01メディア: ムックこの商品を含むブログを見る…

悪魔っているの?

以前見たポルポト政権のドキュメンタリーの最後で、ある学者が、「ポルポト政権が犯した犯罪は、悪魔の仕業ではありません。悪魔以上の人間が犯したものです」という言葉が印象的だった。 ところでC.S.ルイス(ナルニア国物語の作者)は、「悪魔の手紙」でこ…

依存症の原因

依存症の原因は、人間が条件付きで愛される存在だということにある。ある中小起業の社長が、歓楽街を見ながら「金があれば愛も買える」と言った。 金、能力、美貌、身を飾る服、車、等など。「あれが自分にあれば」愛されると信じている自分がいる。 私は、…

朝ドラタブー考

NHKの朝ドラ。模範的な家族像ではなく、現代の複雑な家族関係も描いていますね。 例えば、視聴率はいまひとつみたいだったけど、「つばさ」(2009年3月30日から9月26日まで放送)の「帰って来た出戻りお母さん」(演じた高畑淳子)は面白かった。 既成の母親像…

たいせつなきみ

昔私が、人間恐怖症の脅えた動物みたいだった時、「何故この人はこんなに優しく接してくれるのだろう?」と不思議になる態度で近づいてきて、私に同性の友人との付き合い方を教えてくれた人が贈ってくれた絵本。マックス・ルケードのベストセラーの絵本、「…

うつ病の弊害

セロトニンが低下すると、抑うつ的になる。そうすると衝動に負けやすく、努力が出来ない人間になるらしい。 ネガティブなことを考え続けるあなたの脳で、何が起きているのか?嫌なイメージを想起して苦しむあなたの、その感情が、脳を萎縮させる。脳の記憶を…

私にとって書くということ

私にとって書くということ作者: 三浦綾子出版社/メーカー: 日本キリスト教団出版局発売日: 2002/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 人間は言ってみれば誰も彼も、過ちを犯さずには生きていけない存在なのであり、神や仏にすがらずには生きていけ…

ピアサポーターの役割

精神医療の現場では、まだまだ、職員が「指導」しているつもりの「暴言」と、「患者中心」とは反対の、「職員の都合中心」が通用している。そんな仕事ぶりで医師も職員もお給料が貰える。患者は泣き寝入り。患者の家族も、クレームをつけたら、患者が手に負…

コミニケーション能力

今日、ある経営者の方から「能力は、人とのコミニケーションがなければ、発揮されない」というお話を伺った。最近引きこもりの私、まさに人とのコミニケーションが枯渇して、気力もモチベーションも失くなっていた。林真理子氏のエッセイは、読んでいて楽し…

神秘

毎日新聞の夕刊で掲載されている小説が面白くて、他の単行本化されている小説も読んだ。白石一文は、人生の最も大切なことを書いているから面白い。毎日で掲載されている「神秘」も、生や死、病がテーマだ。この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 上 (100周年書…

アルケミスト

オノ・ヨーコの本を貸してくれた読書家の友人お勧めの本。 ブラジルのベストセラー小説 「アルケミスト」作者パウロ・ コエーリョアルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)作者: パウロ・コエーリョ出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1997/02/21メディア: 文…

オノ・ヨーコが凄いのは、卵が先か鶏が先か?

有名人の言葉は私のような凡人と違って凄い。凄い個性があるから成功したのか、成功したから凄いことが書けるのだろうか?いや、生前無名で死んで行った著名人も、立派なこと書いているし。立派なことなら凡人の私にもかける。実行するかしないかは、別物。 …

中国の教育

宋文洲氏。以下の本を読んだ時、「カリスマ営業」がいなくても営業できる合理的なソフトに共感しました。やっぱり変だよ 日本の営業作者: 宋文洲出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング発売日: 2002/04/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商…

母性愛とは?

今では、親殺しも実子殺しも現実の日本。綺麗ごとは書きたくありませんでした。 死神「カリモの罪」 母性という神話 (ちくま学芸文庫)作者: エリザベートバダンテール,Elisabeth Badinter,鈴木晶出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1998/02メディア: 文庫購入…

フランクル「夜と霧」

フランクルの「それでも人生にイエスと言う」は、人生に生き詰まると読み返したくなる本だったが。それでも人生にイエスと言う作者: V.E.フランクル,山田邦男,松田美佳出版社/メーカー: 春秋社発売日: 1993/12/25メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 109回…

金はなくても勉強できる、金があっても勉強できない、意志次第

日本が移民を受け容れると、100年後日本人のDNAをを持つ日本人がいなくなるそうで。何故なら移民も日本人と同じ生活パターンを持ち、少子高齢化になるので、結局毎年移民を受け入れるとそうなるらしい。2055年、日本のGDPは現在の半分になるそうだが、これは…

死後の世界

柳田国男と折口信夫。二人は生前、死後に関する対談をした。死後の世界は科学的に証明されてはいないが、民俗学的に死後の世界を日本人はどう捉えていたか、を違う観点から語った。死者の書・身毒丸 (中公文庫)作者: 折口信夫出版社/メーカー: 中央公論新社…

美と知

商品としての女の価値は、美女か才女か?いや、サラブレッドのように育てられた才色兼備は今や珍しくもない。「探検バクモン」で見たアンチエイジング美女より、「クローズアップ現代」で見た、ヒッグス粒子の謎を追う年齢相応の女性科学者の方が私には美し…

愛する人も大切な物もがれきに

「自分が死んだらこの部屋にあるものゴミだな」とは認識していたが、千年に一度の大災害とはいえ、津波はある日突然、自分の大事な思い出の品も、愛する人さえ海へ、波にのんでがれきにしてしまう。被災された方々の虚無感。文明に守られて日常は忘れている…

先入観を捨てて発想せよ

「顔が見える具体的なターゲットにいかに喜んでもらうかを考える。おしくけがましくないからこそ、暖かみと強い共感がある」「おくりびと」オリジナルサウンドトラックアーティスト: サントラ,久石譲出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(M)発売日: 2008/09/…

恋のダメだし

片想いばかりの自分でも、これまで見聞したことを以下、まとめてみた。 自分が良いと感じるものを相手に勧めるな 笑いと怒りのツボが同じでない(同じだと、価値観が合うのでは?反対に、笑い声が好感持てないと最悪かも?) 一緒に食事が出来ない(一緒に食…

こんな短編が理想

理想の短編といえば、地獄変・偸盗 (新潮文庫)作者: 芥川龍之介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1968/11/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (53件) を見る地獄変 (集英社文庫)作者: 芥川龍之介出版社/メーカー: 集英社発売日: 1…

スティグマ

知人に目の視線が合わず(シャイな人らしい)だからか、よけいこちらの表情におかまいなく、一方的に話続ける人がいる。その人は発達障害か?でもその人は正直すぎるくらい誠実でもある。地球生まれの異星人―自閉者として、日本に生きる作者: 泉流星出版社/…

生は幸福になれるように出来ていない

生存競争の動物の世界と同じく、人生は幸せになる形態にはなっていない。だから幸せになるための本が沢山出版されるのだろうか。 「自分が幸せな分しか他人を幸せには出来ない。だから、幸せになることは義務なのだ」 [rakuten:neowing-r:10650095:detail] …

十年に一人の逸材

「宮部みゆきは十年に一人の逸材である」と書いてあったのを読んだ時、納得できた。私は推理小説は苦手だが、龍は眠る (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1995/01/30メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (1…