美と知
商品としての女の価値は、美女か才女か?いや、サラブレッドのように育てられた才色兼備は今や珍しくもない。
「探検バクモン」で見たアンチエイジング美女より、「クローズアップ現代」で見た、ヒッグス粒子の謎を追う年齢相応の女性科学者の方が私には美しく見えた。では、認知症になった方や、知的障害の方の表情に価値はないのか?・・・未熟な私には、回答できない。
しかし、おこちゃま天国日本から、老成したいぶし銀の魅力が常識になる、成熟した日本社会になって欲しい。幸い日本の伝統芸能には、能楽など、成熟した者の楽しみがある。
理数系音痴の私。が、科学と数学ほど確かなものはないのでは?そして純粋な感動を与えることができる音楽。これらに自分の人生の時間を費やせる人が羨ましい。
- 作者: リサランドール,若田光一,Lisa Randall
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- 作者: リサ・ランドール,向山信治,塩原通緒
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比べて文学とは何ほどのものだろう。幼い頃、双生児の片割れと物語を即興でつくるのが楽しかった。
私が最も好きな小説はSF。だから、個人的な見解だが、文学に可能性があるのなら、SFだと思う。