2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

不安な時のおまじない

思考に氣をつけなさい、 それはいつか言葉になるから。 言葉に氣をつけなさい、 それはいつか行動になるから。 行動に氣をつけなさい、 それはいつか習慣になるから。 習慣に氣をつけなさい、 それはいつか性格になるから。 性格に氣をつけなさい、 それはい…

対人援助

「こういうときは どうしたら良いですか?」「何か良い方法はありませんか?」 ありがたいことに仕事がら、毎日、お抱えのお悩みに対するアドバイスを求められます。そんな時、個人的にはあらん限りのアドバイスを送らせていただきたい氣持ちでいっぱいにな…

介護者の資質

介護の現場は今も人手不足。猫の手も借りたい状況なのか、望めば問題なく就職できそうな介護の仕事ですが、実際仕事をしてみて感じたのは、これほど介護者の資質が明らかになる職業もないのではないかということです。介護者として適切で、利用者の方の問題…

親子の縁

自分の限界は、親を見れば分かると思う。「鳶が鷹を産む」と言う諺はあるけれど。両親から引き継いだ自分の容貌など、よく似ているなと思う反面、全然遺伝していないのではないか、と思う処もある。母の明るい強さを、何故私は引き継がなかったのかとつくづ…

父の俳句

忠魂碑 古事来歴や 苔の花雲水の 素足が掴む 廊の冷え清められ 塵なき碁盤 初稽古滝枯れて 絶壁肌を剥き出せりやせ細る 滝抱きしめて 山眠る熱燗や 眞赤な嘘と 知りつつも滝音も 返す木霊も 朧かな万灯籠と 言う津軽人 今日の月夏帽を 脱げば眺望 開けたり散…

親の恩

「人を失った悲しみの深さは、生前にその人から受けていた贈り物の大きさです」と、Kさんからのメールに書いてあった。今は、父の俳句を、うんざりしながら見ているけれど、父亡き後は、涙にくれて、読むのだろうと思う。

父の俳句

探梅や 老には何れの 坂も急碁仇の 座り治せり 夏座敷切株に しばしの憩い 探梅行渾身で 風に逆ふ 黒揚羽老いし身や いつとはなしの 衣替え牡丹観し 夜は絵心の 昂ぶりて千体佛 円錐に組む 青嵐傾る 旭子の句碑や 紅葉散る時雨傘 素十句碑にも 差しかけて影…