2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

悪魔っているの?

以前見たポルポト政権のドキュメンタリーの最後で、ある学者が、「ポルポト政権が犯した犯罪は、悪魔の仕業ではありません。悪魔以上の人間が犯したものです」という言葉が印象的だった。 ところでC.S.ルイス(ナルニア国物語の作者)は、「悪魔の手紙」でこ…

神を信じて何になるのか

C.S.ルイスは見える世界と見えない世界、現世と来世という二つの世界を束ねて一つにします。自爆テロ犯は、一方のために他方を犠牲にします。キリスト教禁欲主義者は、来世のために現世の楽しみを慎みます。でもルイスは、現世と永遠という二つの世界は互い…

依存症の原因

依存症の原因は、人間が条件付きで愛される存在だということにある。ある中小起業の社長が、歓楽街を見ながら「金があれば愛も買える」と言った。 金、能力、美貌、身を飾る服、車、等など。「あれが自分にあれば」愛されると信じている自分がいる。 私は、…

本を読む

読書することが、自己欺瞞になっていなかったか、馬鹿な自分が馬鹿ではないのだと、思い込みたかったのではないか。買ったけれど読んでいない本とは、買うことで自分はその本に見合う価値があるのだと、権威付けが欲しかったのではないのか。乱読、多読をし…

残された家の記憶

このドラマで語られる台詞 「建築の真髄は、その空間にあるのです」 その極意は「建築の空間で人がどんな記憶を残したかが大切」なのだということ。以下のこのドラマのあらすじの紹介を読むと、単なる韓国のメロドラマなのだろうが、私にとっては、単なるメ…