逆説的反抗者の生と死

私の人生観を大きく変えてくれた本です。著者の田川健三が、アフリカの貧しい人々に「貧しい人々は幸いか?」と聞いたら笑われたというエピソードが書かれてある。(『心の貧しい人々』というのは、曾野綾子氏の解説によると、『自分の貧しさを知ると言う意味』で、何も持っていない人、神に自分の運命をゆだねようという謙遜の気持ちになる人のことらしいが)そして、著者は、曾野綾子氏を、ブルジョワキリスト教と書いている。
色々な角度からの視点が必要だと思う。

イエスという男 第二版 増補改訂

イエスという男 第二版 増補改訂

現代に生きる聖書 (祥伝社黄金文庫)

現代に生きる聖書 (祥伝社黄金文庫)

曾野綾子氏は、信仰を持つ人とは、「フレキシフブルな人、弾力のある人、大らかな人、寛容な人、心を開く人、物事の背後のやむをえなかった事を知る人」と語っている。