幻想の不毛から愛の豊饒へ

上記は、「マードック」蛭川久康 著 冬樹社 のサブタイトル。

昨日は、ある人から「今までの貴方達の頭を白紙にしないと理解できない世界がある」「最も大切なのは金を貯めること」「学問をしなさい。学問をしないでだまされてもそれは自己責任だ」というように、私は受け取ってしまった話に(そんな主旨の話ではなかったかもしれないが)、これまで大事にしてきた価値が、なんでこんなものを大事にしてきたのか、今までの人生で大事にしてきたことが、幻だったと崩れていくような不安定と疲れを感じた日。

でも、自分の価値が最も正しいのは、自分にだけ通用する話で、「自分の常識、世界の非常識」と理解があれば、自分の大事も幻想と割り切れていいかも。