成功とは、運、鈍感、根気

上記は曾野綾子氏の言葉。「成功は98%が運、2%が努力」とは、勝間和代氏の言葉。
自分が関わった人で、自分の偏見でしかないけど、成功した人について書いてみる。

親族会社で、№2まで出世した方。学生の頃は帰ると家業の手伝いをさせられ辛かったと言われていたから、苦労もされている。戦争では、衛生兵となり、やはり強運なのだと思うが、生き残り戦後の高度経済成長にのって出世。ご本人は、「会社を辞めて、息子と一緒に商売でもしようとしたが、妻に反対された。会社を辞めず(定年後は子会社の社長をされた)息子も会社を辞めさせなくて良かった」
息子さんは、「父は人間性で出世した」と言われていた。70代でも50代に見える方だった。大正生まれの男性にしては繊細で周りへの配慮もあり、鈍感というより、眼光鋭く、人を見る洞察力もある方だった。

「老い」を愉しめる生き方 (WAC BUNKO)

「老い」を愉しめる生き方 (WAC BUNKO)

三浦朱門氏も、戦争で自分より文学の才能がある人々が沢山死んでいったと書かれていた。戦争で生き残るだけでも、運が強いと言えるのではないか?

しかし、ご本人は「人生山あり河ありで苦しかったです。いやだったこと、又楽しかったことも今となっては遠くに過ぎ去った思い出です」とお手紙にありました。