「原因と結果の法則」

母親に電話をした。老齢の母にとって仕事の忙しさはない筈なのに、そっけない口ぶり。まるで私を嫌っているよう。

何故こんな対応を受けなければならないのだろう?いや、今の現実は私がしてきたことの結果。

娘に心を許せないような態度を取らせたのも、私自身が母にしてきた過去の結果だ。社会でうまくいかない時、母に電話をして苛立ちをぶつけてきたから。

「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則

きっと、うまくいく?

うまくいくという意志がなければうまくいかない。

人気アプリfilmarksのユーザー平均点の高い=本当に愛されている作品 2000年代から2009年代までTOP1位 『きっと、うまくいく』
(ランキングは2015年9月時点でのFilmarksアプリ上のデータをもとに作成)

ビル・ゲイツが会いたがった男:インドのトップ俳優アーミル・カーンとは何者か?|WIRED.jpより

しかし一方で、社会的発言を強めるカーンに疑問を呈する声もある。なぜ俳優業に専念しないのか。夢を見せる職業なのに、社会の暗部を暴く必要はない、といった意見だ。ゲイツとの対談でも司会者が聞いた。「俳優の枠にとどまらず、あなたを第2の道ともいえる社会活動に駆り立てるものはなんですか?」。カーンは天井を見上げ、言葉を探しつつ答えた。

「ぼくにもよくわからないんだ。ただ、『誰かのために何かをする』ことが目的ではなく、自分の善意で、自分のために何かをする。そうすれば必ず誰かのためになると思う。ぼくはとても恵まれた立場にいるが、そうではない人々と心を通わせ、できれば助けたい。自分の可能性を最大限に生かすことで、ぼく自身も満たされるんだ」

「きっと、うまくいく」の主人公ランチョーを演じたアミール・カーン自身、ランチョーのような考え方をしている!

ウィキペディアきっと、うまくいくより

主演のアーミル・カーンは若々しい大学生役を演じたが、実年齢は当時44歳である。当初はもっと若い俳優を起用する予定だったが、カーンは「是非やりたい。やらせてくれるなら若く見えるように体を絞る」と言い、撮影期間中は肌をフレッシュにするため水を1日4リットル飲んで臨んだという。

村上春樹の影

BuzzFeed Newsの日本語訳より

最近になって初めてハンス・クリスチャン・アンデルセンの短編小説「影」を読みました。僕がきっと気にいるだろうと、デンマーク語の翻訳者メッテ・ホルムが薦めてくれたのです。読んでみるまで、アンデルセンがこのような小説を書いていたとは思ってもみませんでした。
「影」の日本語訳を読んでみて、強烈で恐ろしい筋の話だと思いました。日本で多くの人たちにとって、アンデルセンは子ども向けおとぎ話の作者として知られていて、彼がこのように暗く、希望のないファンタジーを書いていたと知って、驚きました。
そして自然と疑問に思ったんです。すなわち「なぜ、このような小説を書かなければならないと感じたのだろうか」と。
小説の主人公は、北国の故国を離れて、南国の外国を旅する若い学者です。思ってもみないあることが起きて、彼は影をなくします。もちろん、どうしたらいいのかと困惑しましたが、なんとか新しい影を育て、故国に無事帰りました。
ところが、その後、彼が失った影が彼の元に帰ってきます。その間、彼の古い影は、知恵と力を得て、独立し、いまや経済的にも社会的にも元の主人よりもはるかに卓越した存在になっていました。
言い換えれば、影とその元の主人は立場を交換したのです。影はいまや主人となり、主人は影になりました。
影は別の国の美しい王女を愛し、その国の王となります。そして、彼が影だった過去を知る元の主人は殺されました。影は生き延びて、偉大な功績を残す一方で、人間であった彼の元の主人は悲しくも消されたのです。
アンデルセンがこの小説を書いたとき、どんな読者を想定していたのかわかりません。しかし、読み取れるのは、僕が思うに、おとぎ話の書き手であるアンデルセンが、ずっと取り組んできた枠組みを捨てて、すなわちそれは子ども向けの物語を書くことでしたが、その代わりに大人向けの寓話の形式を使って、自由な個人として、大胆に心の内を吐露しようとしたことです。
(略)
アンデルセンの「影」には、このような生ぬるい分析を退ける自己発見の旅のあとが見て取れます。これはアンデルセンにとってたやすい旅ではなかったはずです。彼自身の影、見るのを避けたい彼自身の隠れた一面を発見し、見つめることになったからです。
でも、実直で誠実な書き手としてアンデルセンは、カオスのど真ん中で影と直接に対決し、ひるむことなく少しずつ前に進みました。
僕自身は小説を書くとき、物語の暗いトンネルを通りながら、まったく思いもしない僕自身の幻と出会います。それは僕自身の影に違いない。
そこで僕に必要とされるのは、この影をできるだけ正確に、正直に描くことです。影から逃げることなく。論理的に分析することなく。そうではなくて、僕自身の一部としてそれを受け入れる。
でも、それは影の力に屈することではない。人としてのアイデンティティを失うことなく、影を受け入れ、自分の一部の何かのように、内部に取り込まなければならない。
読み手とともに、この過程を経験する。そしてこの感覚を彼らと共有する。これが小説家にとって決定的に重要な役割です。

アンデルセンが生きた19世紀、そして僕たちの自身の21世紀、必要なときに、僕たちは自身の影と対峙し、対決し、ときには協力すらしなければならない。
それには正しい種類の知恵と勇気が必要です。もちろん、たやすいことではありません。ときには危険もある。しかし、避けていたのでは、人々は真に成長し、成熟することはできない。最悪の場合、小説「影」の学者のように自身の影に破壊されて終わるでしょう。
自らの影に対峙しなくてはならないのは、個々人だけではありません。社会や国にも必要な行為です。ちょうど、すべての人に影があるように、どんな社会や国にも影があります。
明るく輝く面があれば、例外なく、拮抗する暗い面があるでしょう。ポジティブなことがあれば、反対側にネガティブなことが必ずあるでしょう。
ときには、影、こうしたネガティブな部分から目をそむけがちです。あるいは、こうした面を無理やり取り除こうとしがちです。というのも、人は自らの暗い側面、ネガティブな性質を見つめることをできるだけ避けたいからです。
影を排除してしまえば、薄っぺらな幻想しか残りません。影をつくらない光は本物の光ではありません。
侵入者たちを締め出そうとどんなに高い壁を作ろうとも、よそ者たちをどんなに厳しく排除しようとも、自らに合うように歴史をどんなに書き換えようとも、僕たち自身を傷つけ、苦しませるだけです。
自らの影とともに生きることを辛抱強く学ばねばなりません。そして内に宿る暗闇を注意深く観察しなければなりません。ときには、暗いトンネルで、自らの暗い面と対決しなければならない。
そうしなければ、やがて、影はとても強大になり、ある夜、戻ってきて、あなたの家の扉をノックするでしょう。「帰ってきたよ」とささやくでしょう。
傑出した小説は多くのことを教えてくれます。時代や文化を超える教訓です。

【受賞スピーチ全文】村上春樹さん「影と生きる」アンデルセン文学賞

「競争相手を締め出そうとどんなに高い履歴を作ろうとも、空白期間をどんなに厳しく排除しようとも、自らに合うように経歴をどんなに書き換えようとも、私自身を傷つけ、苦しませるだけです」
村上春樹の小説で個人的に好きなのは、以下。

宗教で役に立ったサイト

なぜ私は親鸞会をやめたのか|ホーム

このサイト、自分の宗教経験を正直に書かれていて、参考になりました。宗教団体の同調圧力の中で、おかしいという疑問持っている人達にも、勇気を与えたことでしょう。

ある教義を信じる、自分を信じている!その体験は、なかなか安定感が得られない人生で、自己肯定感を持てる幸せに繋がります。しかし、

解毒剤 ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ

解毒剤 ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ


上記より引用P187から

ヘレン・ケラーの有名な言葉を借りると、「安全はほとんどが迷信である」ということになる。この考え方にはいろいろな解釈ができるが、アラン・ワッツの著作『Wisdom of Insecurity(不安の知恵』を参考に考えてみよう。(略)科学的な探求が計り知れないほど多くの恩恵をもたらしたことは言うまでもないし、ワッツも大いに賛同するところである。だが同時に、人々の心に大きな精神的空白を残したのも事実だ。神も来世もない宇宙の科学的な光景は、一人ひとりの人生から特別な精神的意義を跡形なく吸い取っていくのである。われわれはただ単なる有機体として存在し、理由もなく短い人生をまっとうし、消滅していくという訳だ。ワッツに言わせれば、これこそが誰もが心の底に持っている究極の不安の源泉なのである。とはいえ、ほとんどの人は、かつて経験した独善的な宗教に再び心地よい庇護を求めて戻っていくこともできないでいる。もはや真実でないと分かっている宗教的な考えに自らを納得させることなどできないからだ。
こうして、科学的には真実ではあっても生きがいのない人生を選ぶか、それとも迷信と自己欺瞞に基づいた宗教的人生を選ぶかが問題になっているが、ワッツは第三の道があるという。彼の小論文の後半にその説明が書かれている。
(略)

後は、自分で読んで下さい。

親鸞会といえば、求道していけば死の不安が解消できる、と勧誘していましたね。「解毒剤」のなかには、『8章 「死の運命」との付き合い方』 なるページもあり、参考になるのでは。

幸せの四つの因子

幸せに関わる4つの因子とは、

  • つながりと感謝
  • 前向きと楽観
  • 独立とマイペース、だとか。

ところで、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」。この物語では「四つ葉のクローバー」が重要なモチーフになっています。ヒロイン・坂東すみれ(芳根京子)は幼い頃、母親のはな(菅野美穂)から「それぞれの葉が勇気・愛情・信頼・希望を表していて、この4つを持つと幸せになるんだよ」と教えられます。

でも勇気は必要だけど、蛮勇が良いとは限らず、互いを駄目にする溺れる愛情は良くないし、オレオレ詐欺への信頼、共依存関係への希望もおかしいので、私個人は何にこの四つの言葉を使うか、考えました。

  • 自分を律して行動する勇気
  • 神の分別への信頼

わが子よ、わたしの教えを忘れるな。わたしの戒めを心に納めよ。そうすれば、命の年月、生涯の日々は増し 平和が与えられるであろう。慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ。それらを首に結び 心の中の板に書き記すがよい。そうすれば、神と人の目に好意を得、成功するであろう。心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず 常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば 主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。自分自身を知恵ある者と見るな。主を畏れ、悪を避けよ。そうすれば、あなたの筋肉は柔軟になり あなたの骨は潤されるであろう。   箴言3:1〜6

  • 天国への希望

痛みをもっている人や家庭が崩壊した人、経済的に困窮している人や恐怖にとらわれている人、それらすべての人のために、私たちみなのために、天国は地上で過ごした時よりもはるかに長い時を、完全で歓喜と平和に満ちあふれた時を約束している。そのことを信じないなら、パウロが言い放ったように、信仰をもつ意味など全くない。天国の希望がなければ、何の希望もない。          フィリップ・ヤンシー

改訳新版 神に失望したとき

改訳新版 神に失望したとき

あやしい宗教みたい?

犬や猫は譲渡会で

飼い主探し隊 各務原 里親募集
未来、動物の権利はどこまで認めれれるでしょうか。

動物の権利なんて・・・。と思う人は、奴隷解放以前の歴史を考えてみて下さい。

「人間と動物は違う」?そうでしょうか。豚も牛も飼ったら愛らしいでしょう。

人間と同じく痛みを感じ、傷つく感性を持つ生命です。

子犬工場 いのちが商品にされる場所

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富裕層1%の味方ヒラリー

【米大統領選2016】ウィキリークスが公表 漏洩されたクリントン陣営メール - BBCニュース

これ以上、アメリカとそれを追随する日本の政治が、金持ちにとって都合がいいものにならないで。

アメリカの大統領戦は、資金が恐ろしくかかるのだ。2008年の大統領戦で当選したオバマ大統領が集めたキャンペーン金額は7億5000万ドル。(略)
アメリカを貧困大国化している元凶である「コーポラティズム」(政府と企業の癒着)にメスが入らない大きな理由の一つは、この政治資金法のゆるさだ。

一億総中流時代から、格差社会、一人勝ちの競争社会に。

点数主義の教育ビジネスに踊らされて、グローバル企業に都合がいい従順な企業戦士が育つ。

サラリーマンという奴隷は、企業のための消費主体でもある。そしてワーキング・プア、パワハラ、いじめ、過労死、依症症、ひきこもりなど社会の弊害に落ちていく。